2020年10月料理サークル③
今月第三回目の料理サークル、昨日開催しました。
この日は3名様での開催となりました。
ベテラン主婦の方々、作業もテキパキとこなして頂き、
小休憩も入れながら予定通りの調理時間でゆっくり会食をして頂きました。
いつもおいで頂きありがとうございます!
卓袱料理は、蒸すお料理が大変多いことが特徴です。
先日ご紹介した蒸し寿司の他、小田巻き蒸しも代表的な蒸し料理の一つであります。
おだまき、とは麻の糸を丸くまとめたものを言うそうです。
その名の通り、丸くゆったりまとめたうどんを器に入れ、
卵液の生地を茶碗蒸しのように柔らかく固めたもの、が小田巻き蒸しの特徴です。
本来は大きいどんぶりに太いうどんを入れ込んで作る
大皿料理として提供するものですが、
今回は小ぶりの器に、つるっとしたのど越しを楽しんで頂け、
かつ食べやすい形状の細うどんをご用意しました。
できた卵液は一度漉して器に入れると、
卵液にムラがおきず、きめ細やかな仕上がりになりますので、
食欲が無いとき、また風邪などを召されたときなどに
胃腸や喉に負担がかからず栄養が取るにふさわしい一品にもなります。
ぜひ一度お試し下さい。
気を付けなければいけないポイント!
今の季節、きのこを入れて作っても大変風味良く楽しめますが、
舞茸、しめじなどは事前に下茹でをして器に入れ込んで下さい。
生のままですと酵素が働き、卵に含まれるタンパク質が固まらず、
サラサラとした液体のままとなってしまいます。
また大きい深鍋に、小田巻き蒸しを器ごと入れ、器の半分程度の高さまで水を張ります。
必ずアルミホイルなどで器に蓋をして下さいね。緩慢加熱が大事です!
水が沸騰したら弱火にして3~4分ほど加熱すると、
スが立たない表面がつるっと綺麗な仕上がりとなります。
豚角煮は長崎の名物、代表的な料理です。
角煮まんじゅうなるものも人気のおみやげもののようですね。
以前豚角煮はレッスンで作った経緯がありますが、
今回は調味液にメイプルシロップで甘みと香りをきかせた、
少し洋にふられたテイストにしてみました。
中国の八角の香りにも少し似たような・・・
奥行きのある甘じょっぱい味付けをお楽しみ下さい。
電気圧力鍋でほったらかし調理!最初から具材、調味料をすべて入れ込み、
一度の圧力調理だけで1時間ちょっとで柔らかい豚角煮ができあがります。
残った調味液は、こんにゃくや豆腐一丁そのまま入れて煮込み、肉豆腐にしてもok!
里芋を入れ芋煮汁などにしてもok!そば、うどんのつゆにもなります。
汁の一滴まで活用して下さいね。
お越し頂いた方々ありがとうございました♬
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